IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)は2009年9月17日,第8回北東アジアOSS推進フォーラムに学向けの無料聴講枠を設けると発表した。同フォーラムは日本,中国,韓国の産官が共同で開催する,オープンソース・ソフトウエアの振興を目的とするイベント。第8回は2009年10月19日から20日にかけ,東京で開催する。

 日本,中国,韓国では日本OSS推進フォーラムとが主催し,中国ソフトウェア産業協会(CSIA)がそれぞれの産学によって設立され,,オープンソース・ソフトウエアの普及,活用を推進する活動を行っており,共同で北東アジアOSS推進フォーラムを開催している。IPAは日本OSS推進フォーラムの事務局を担当している。

 北東アジアOSS推進フォーラムでは,各国のOSS推進フォーラムの活動報告,3つのワーキンググループによる討議・活動報告,およびオープンソース・ソフトウエアの活用や関連ビジネスなどに関する事例紹介などを行う。

 北東アジアOSS推進フォーラムの参加費は食事を含め3万6000円だが,今回は同フォーラムとして初めて学生向けに無料聴講枠を設ける。ただし無料聴講枠には食事は含まれない。学生向け無料聴講枠は50名程度を予定しており,定員に達し次第受け付けを締め切る。詳細は第8回北東アジアOSS推進フォーラムのページに掲載している。