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 マイクロブログサービス「Twitter」 の日本語サイトに掲載する広告の企画・販売を手掛けるCGMマーケティング(東京都渋谷区)は2009年9月16日、Twitterのユーザー向けのナビゲーションサイト「twinavi(ついなび)」とTwitterで情報発信をする企業向けの運用支援ツール「Tweetmanager」を同時公開したと発表した。ユーザーと企業向けの両面でTwitterの普及を促進するのが狙い。

 twinaviは、初心者向けのTwitterガイドサイト。初心者のための使い方ガイドなどを紹介するほか、「Twitter公式企業アカウント」の紹介記事も提供する。Twitterはアカウントの取得が容易で、第三者が企業のふりをして情報発信をする「なりすまし」が起こる可能性は考えられるが、アカウント名だけを見ても“本物”かどうかは分からない。そこで、同社が企業のTwitter担当者と連絡をとり、「企業の公式アカウントである」ことを確認して紹介することとした。これにより、ユーザーは企業からの情報を安心して受け取ることができるとしている。

 そのほか、同社以外のサービス開発者が提供するTwitterの関連サービスについても紹介する。第1弾として、Twitter上の発言(つぶやき)で言及される単語の登場回数の推移を調べることなどができる「buzztter」を取り上げ、twinaviサイト上で利用できるようにしている。

 一方、Tweetmanagerでは企業がTwitterをマーケティングに活用する際の運営・管理を支援する。Twitterでの過去のつぶやきを、期間を指定して検索したり自社アカウントをフォローしているユーザーを一括でフォローしたりできる。つぶやきに記したリンクのクリック数の測定や、フォローしている人数の推移を把握するような効果測定機能も持つ。利用料金は、2009年12月までは月額5万円で、2010年1月からは同15万円となる。