Chromeテーマの例(Star Gazing)
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ChromeのJavaScript処理速度(V8ベンチマーク)
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ChromeのJavaScript処理速度(SunSpiderベンチマーク)
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新デザインの新規タブ・ページ
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Omniboxのドロップ・ダウン・メニュー
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 米Googleは米国時間2009年9月15日,オープンソースWebブラウザ「Chrome 3」の正式版をリリースした。旧版に比べ高速化したほか,さまざまな新機能追加,HTML5対応などを実施している。同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。対応OSはWindows Vista/XPのSP2以上。既にChromeを使用している場合は,自動的にアップデートされる。

 JavaScriptエンジンの改良で,JavaScriptの処理速度が初期のベータ版に比べ150%以上,「Chrome 2」の正式版に比べ25%以上高まったという(関連記事:Googleが「Chrome 2」を公開,約30%高速化)。新規タブ・ページに表示する「よく使うWebページ」のサムネイルを,好きな順番になるようドラッグ&ドロップで移動したり,表示位置を固定したりできるようにして,操作性を向上させた。

 アドレスバーと検索ボックスの機能を統合した「Omnibox」は,ドロップダウン・メニューの各表示項目に小さなアイコンを付加し,推奨サイト/検索項目/ブックマーク/閲覧済みサイトを区別しやすくした。HTML5対応も順次進めており,ビデオ・コンテンツをWebページに埋め込む「video」タグのほか,「audio」「canvas」といったタグも使えるようにしている。

 Webブラウザ画面の色やパターン,画像をテーマ選択で変えられるようにした。Webサイト「Themes Gallery」で各種テーマを提供しており,種類を順次増やしていく。

[Google公式ブログへの投稿記事]