JINSMANが登場する新聞広告
JINSMANが登場する新聞広告
[画像のクリックで拡大表示]

 眼鏡専門店「ジンズ」の運営などを手掛けるジェイアイエヌ(JIN)は2009年9月17日、テレビCMなどのマス広告とマイクロブログサービス「Twitter」を連携させたプロモーションを本格開始した。テレビCMなどと併せてTwitterで情報感度や発信力が高いユーザーへ情報提供することで、クチコミで話題が広がることを狙う。また、プロモーションの反響や商品への意見をTwitterを通じて収集することも目指す。

 JINは今回のプロモーションで、軽く長時間装着しても疲れにくい新製品「air frame」シリーズを中心に訴求する。英国紳士風だが子供っぽい面もあるという設定の「JINSMAN」(ジンズマン)をテレビCM、新聞広告、雑誌広告、交通広告、ネット広告、同社のキャンペーンサイトなどに登場させる。

 TwitterではJINSMANが、キャンペーンサイトで実施するクイズのヒントや、ジンズのEC(電子商取引)サイトの最新情報などをつぶやく。JINSMAN以外にも目的に応じて複数のTwitterアカウントを取得し、情報発信する。複数アカウントによる投稿管理や効果測定には、モディファイ(東京都渋谷区)のソーシャルメディア活用支援ツール「SM3」を利用する。

 JINのアイウエア事業部ネットマーケティンググループマネジャーの久保雅裕氏は、「今活用しているアフィリエイトでの誘導数を目安にして、3カ月間でTwitter上のリンクのクリック数12万を目標にする」としている。同社営業本部マーケティンググループPRESS・広報担当の柳原磨里氏は、「現在のJINの認知率は5%程度だが、キャンペーン全体を通じて瞬発的に30%にする」ことを目指すという。キャンペーン開始に合わせて眼鏡の疑似試着ができるケータイサイトも開設して購入のハードルを下げ、認知率の上昇と共にECサイトのアクセス数、売上高の拡大を目指す。

■関連情報
・JINSMANのキャンペーンサイト http://www.jinsman.com/
・JINSMANのTwitterアカウント http://twitter.com/jinsman