ルクセンブルクのSkypeは現地時間2009年9月11日,IP電話ソフトウエア「Skype」の機能拡張用プラグイン「Skype Extras」の開発者向け支援プログラムを打ち切った。プログラムに参加する開発者が少なかったためという。

 既存のExtrasは認定期間が満了するまで有効とするが,今後新たなExtrasの認定はしない。既存のExtrasは,Skype for Windowsの「Extras Manager」を通じて提供し続けるが,新規のExtrasは追加しない。同社の販売サイト「Skype Shop」で現在取り扱っているExtrasの提供は続ける。参加者が未使用のテスト・チケットを持っている場合は払い戻すという。

 また同社は,Extras用に同社が公開しているすべてのAPIのドキュメントを今後もメンテナンスすることと,同社が公開する「Skype Public API」を経由したアクセサリのサポートを継続することを表明した。

 Skypeの親会社である米eBayは,Skype株式の約65%を投資家グループに売却してSkype事業の独立性を高める方向へとかじを切っている(関連記事:eBay,投資家グループにSkypeの65%を売却へ)。

[Skype公式ブログへの投稿記事]