写真●新型Android端末HTC Tattoo
写真●新型Android端末HTC Tattoo
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 台湾のHigh Tech Computer(HTC)は現地時間2009年9月8日,「Android」ベースの携帯電話機「HTC Tattoo」(写真)を発表した。10月初めより欧州で販売する。その後,販売地域を拡大する予定。

 米Googleの携帯電話機向けソフトウエアであるAndroidを搭載しており,同社の検索サービスのほか「Google Maps」「Gmail」などが利用できる。アプリケーションは「Android Market」から購入/入手できる。320万画素のオートフォーカス・カメラを内蔵し,ステレオ・ヘッドフォン用3.5mmジャックやmicroSDメモリー・カード用スロットを備える。

 待受画面をカスタマイズできる機能「HTC Sense」を採用し,ユーザーの好みに合わせて使いやすく設定できるという。別売の専用カバーで外観を変えられる。

 Tattooは第3世代(3G)携帯電話ネットワークのほか,IEEE802.11b/g(Wi-Fi)無線LANとBluetoothによる通信が可能。タッチスクリーン付き画面のサイズは2.8インチで,内蔵メモリー容量は512Mバイト。電子コンパスやFMラジオも備えている。HTCとしては,4モデル目のAndroid端末となる(関連記事:SprintもAndroid搭載端末を10月に米国投入 AdobeとHTC,Android端末初のFlash対応機「HTC Hero」を発表)。

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