総務省と総務省テレビ受信者支援センター（デジサポ）は2009年9月3日，2011年7月25日以降に行う地上デジタル放送用周波数の再編作業（リパック）の対象地域の視聴世帯向けの支援ツールである「リパックリモコン」の開発業務の請負先の公募を開始した。応募の受け付けは2009年9月25日まで実施する。

　リパックの対象地域の視聴世帯は，周波数変更後も地上デジタル放送の番組を視聴するために，地上デジタル放送受信機のリモコンを操作してチャンネル・スキャン（すべてのチャンネルを順次選局してその地域で受信できるチャンネルを調査すること）を行う必要がある。総務省などは，効率的にチャンネル・スキャンを実施できるリパックリモコンを提供することにより，リパックの円滑な実施を目指す。

　総務省とデジサポは同日に，石川県珠洲市における地上アナログ放送終了リハーサルに関する調査研究に必要な地上デジタル放送の簡易チューナーの納入事業者の公募も開始した。納入台数は最大8000台で，分納を予定する。公募受け付けの期限は2009年9月24日である。

[リパックリモコンの開発業務請負先の公募情報へ]

[地デジ簡易チューナーの納入事業の公募情報へ]