写真1●「Enterprise Risk Management 2009」におけるSAPジャパンのブース
写真1●「Enterprise Risk Management 2009」におけるSAPジャパンのブース
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 SAPジャパンは,2009年9月2日から開催しているリスク管理の展示会「Enterprise Risk Management 2009」において,1日に16コマのシアター講演を中核に据えて,多くの来場者の興味を引いている(写真1)。

 SAPジャパンが展示の柱として掲げているテーマは,統合リスク管理,内部統制対応,規制コンプライアンス対応,の3つ。それぞれのテーマごとに,シアター講演と製品展示コーナーの両面で,分かりやすく伝えている。ブースの展示コーナーでは,SAP関連の製品/サービスを手がける企業として,アビームコンサルティング,デロイトトーマツリスクサービス,PwCアドバイザリー,の取り組みを紹介している。

 一方,ブース内に設けたシアター会場では,上記3社にプロティビティジャパンを加えたSAPパートナ4社およびSAPジャパンが,全部で8種類のシアター講演を実施している。これらの講演では,柱として掲げている統合リスク管理,内部統制対応,規制コンプライアンス対応の3つのテーマについてソリューションを紹介している。講演タイトルの例は,SAPジャパンの「合理化・効率化・コスト削減を目指すJSOX 2年目のIT統制」など。このシアターでの講演は,10時30分から17時30分にかけて,15分間の講演を,間に10分の休憩を挟みながら,1日で16回実施している。