写真●マイクロソフトの樋口泰行社長
写真●マイクロソフトの樋口泰行社長
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 マイクロソフトは2009年9月1日,Windows 7の法人向けボリューム・ライセンスを発売した。マイクロソフトの樋口泰行代表執行役社長(写真)は,「すでに163社が半年以内のWindows 7導入を表明している」ことを明らかにし,「Windows Vista発売時の採用表明企業数は18社だったが,Windows 7では大幅に増加した。企業の新OSへの期待の高さがうかがえる」と述べた。

 また,Windows 7導入の展望について樋口氏は,「3年以内に大企業の60%が導入し,ビジネス・ユーザーの16%が使用することになる」とみる。

 併せて,NTTデータなどのパートナー企業21社が,同日からWindows 7関連サービスの提供を開始することを発表した。樋口氏は,「Windows 7関連製品とサービスのパートナー売上は2兆3000億円規模になる」と試算する。