EMCジャパンは2009年8月31日、同社のストレージ用管理ソフト「Navisphere Manager」の新版を発表した。ヴイエムウェアの仮想化サーバー管理ツール「VMware vCenter」とデータをやり取りし、仮想サーバーとストレージの構成情報を自動的に関連づける機能を備える。これにより、障害対応や容量使用率の最適化などの作業負担を軽減できるという。Navisphere ManagerはEMCのミッドレンジストレージ「CLARiX CX4」の専門の管理ソフト。今後CLARiX CX4はNavisphere Managerの新版を標準で搭載する。

 「新版のNavisphere Managerを使えば、仮想マシンが使用しているストレージ上のディスクがどれか、といったことを自動検知できる。障害対策時に参照しなければならない管理画面の数を大幅に減らしたことで、対応作業を効率化できる」。同社の雨堤政昭シニア・プロダクト・マーケティング・マネージャーはこうアピールする。