ソフトバンクテレコムと日本インターネットエクスチェンジ(JPIX)は2009年8月26日,プロバイダ(ISP)やCATV事業者向けの「ASSOCIO-JPIXサービス(IPv6)」を9月1日に始めると発表した。提供は両社,販売はソフトバンクテレコムが担当する。

 ASSOCIO-JPIXサービスは,ソフトバンクテレコムが提供するMPLSをベースにしたIP-VPNのエクストラネット・サービス「mpls ASSOCIO」を経由して,IX(internet exchange)事業者であるJPIXに接続できるサービス。mpls ASSOCIOは,JPIXにつないでピアリングができるほかに,トランジット・サービス(ASSOCIOトランジットAS4725)のメニューを持つ。またmpls ASSOCIOにつながった他のISPとピアリングすることも可能である。

 ASSOCIO-JPIXは2008年7月からIPv4でサービスを提供してきたが,これをIPv6にも対応させた格好だ。メニューはIPv6だけ使える「IPv6 Native」,IPv4とIPv6を両方使える「IPv4/IPv6 Dual」の二つ。料金は,100Mビット/秒の帯域の場合で月額36万円(税別)。ASSOCIO利用料は別途かかる。

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