米Red Hatは米国時間2009年8月17日，販売パートナ向け支援プログラム「Partner Program」を拡充すると発表した。新たな契約レベル「Premier Business Partner」と，特定分野向けのプログラムを設け，パートナの販売活動を支援していく考え。
Premier Business Partnerは，パートナと同社との戦略的関係を既存の「Advanced」「Ready」レベルより深めることが目的という。具体的には，販売トレーニングや需要喚起キャンペーン，市場開拓ファンド，共同プロモーション，技術サポートなどを通じ，パートナの販売増強と収益向上を目指す。
特定分野の製品に特化させたプログラムは，インフラとミドルウエア，仮想化の3種類。各プログラムの対象製品は，インフラ向けが「Red Hat Enterprise Linux」「Red Hat Network Satellite」など，ミドルウエア向けが「JBoss Enterprise Application Platform」「JBoss Developer Studio」など。Red Hatの「Channel Sales Certified」や「Red Hat Certified Technician」「JBoss Administrator」といった資格を持つ従業員の配置を利用条件としている。
米メディア（InfoWorld）によると，Red Hatはパートナ向け登録プログラムも拡充し，全パートナが同社製品をレベルに応じて割引購入できるようにしたという。
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