スカパーJSATは2009年8月18日の正午から,東経124・128度CS放送のハイビジョンサービス「スカパー!HD」対応チューナー「SP-HR200H」向けに「スカパー!HD録画」対応ソフトウエアの衛星ダウンロードを開始する。ユーザーはSP-HR200Hに同ソフトをダウンロードして,スカパー!HD録画に対応するレコーダーを接続することで,ハイビジョンの番組をそのままの画質で録画できるようになる。SDTV(標準画質テレビ)のチャンネルはSDTVでの録画となる。ソニー製チューナーの「DST-HD1」向けのスカパー!HD録画対応ソフトのダウンロード配信は2009年秋頃に開始する。

 スカパー!HD録画に対応するレコーダーとしては,東芝のハイビジョンレコーダー「ヴァルディア(VARDIA)」(RD-X8/RD-S503/RD-S303)がある。2009年9月上旬発売予定の新モデル(RD-X9/RD-S1004K/RD-S304K)もスカパー!HD録画に対応する。

 一方スカパー!HD録画対応予定機器を発売済みであるアイ・オー・データ機器(I-O DATA)は,スカパーJSATのスカパー!HD録画対応ソフトのダウンロード開始に合わせて8月18日正午から,「LAN DISK AV HVL1-G」シリーズおよび「HVL4-G」シリーズのスカパー!HD録画対応ソフトの配信を開始する。ソフトをダウンロードすることにより,HVL1-GシリーズおよびHVL4-Gシリーズでスカパー!HDの番組をハイビジョンで録画できるようになる。I-O DATAと同様にスカパー!HD録画対応予定機器を発売済みのバッファローは,2009年冬に対応ソフトの配信を開始する予定だ。

 なお「スカパー!よくばりパックHD」の月額視聴料は2009年9月にキャンペーン期間が終了するため,10月から4700円となる。これに加えて一部のアラカルトチャンネルの月額視聴料も変更する。具体的には「ファミリー劇場」と「ヒストリーチャンネル」,「ザ・シネマ」,「KBS World」を525円から735円に,「ディスカバリーチャンネル」と「サスペンスシアターFOXCRIME」を525円から750円にそれぞれ変更する。

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