松江市は2009年8月より,市内の教育機関に在籍する学生を対象に,Ruby技術者認定資格試験受験費用を助成する制度を開始した。消費税を除いた受験料の3分の2にあたる1万円を支給する。

 松江市は,同市に在住するまつもとゆきひろ氏が開発したプログラミング言語Rubyによる地域振興を図る「Ruby City Matsue」プロジェクトをすすめている。Ruby技術者認定試験は,まつもとゆきひろ氏が理事長を務めるRubyアソシエーションが実施している認定試験制度。

 受験料の助成を受けるには,学校からの推薦書が必要。受験後に,半券もしくは領収書と学校からの推薦書,交付申請書を添えて松江市企業支援課に申請する。助成が受けられるのは,1年度の間に1人当たり1回まで。