2009年8月2日に発生した日本航空の国内線チェックインシステム障害で、予約発券システムに原因があった可能性が高いことが分かった。現在、より詳細な原因の特定に向け、調査を進めている。

 搭乗手続きの際、予約発券システムにあるデータが国内線チェックインシステムに返される。予約発券システムのホストコンピュータに何らかの不具合があり、データが予約発券システムに滞留したためチェックインシステムのレスポンスが遅れたものとみられる。

 障害は8月2日に発生した。チェックイン業務に支障が出たため搭乗便に遅れが生じ、2便が欠航、1万5304人に影響が出た。