デジタルガレージは2009年8月5日、米ツイッターと日本における普及活動の推進について合意したと発表した。具体的な取り組みとして、今秋の初めにマイクロブログサービス「Twitter」において、日本の携帯電話に対応した高機能なケータイサイトを開設する。

 ツイッターは現在もケータイサイトを用意している。しかし、同サイトは「cookie」対応の携帯電話しか利用できず、すべての端末では利用できなかった。今秋開設するケータイサイトではより幅広く対応し、携帯電話だけでの会員登録も可能にする。

 現在、ツイッターはTwitterのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を公開しており、このAPIを利用して外部企業や個人がケータイ版Twitterを開発、提供している。デジタルガレージとツイッターはこうした外部企業や個人の取り組みも引き続き支援していくという。

 デジタルガレージは2008年1月に、ツイッターとサービスの日本展開に向けた資本・業務提携を発表。子会社のDGインキュベーションを通じて出資している。同年4月にTwitterの日本語版サイトを開設した。

■関連情報
・「Twitter」のWebサイト http://twitter.com/
・日経ネットマーケティングのTwitter http://twitter.com/nikkei_netma