アリコジャパンは2009年8月3日、クレジットカード番号を含む顧客情報流出問題に関連して、カードの不正使用と疑われる照会件数が7月末時点で2850件に増加したと発表した(関連記事1関連記事2)。契約者への金銭的な被害は現在も確認されていない。

 同社は流出原因や経路を外部のセキュリティ専門家と協力して調査しているが、「今のところ特定できておらず、新しい情報を公表できない」(アリコジャパン)。不正使用される不安を抱える顧客に対しては、クレジットカード会社が無料でカードの再発行に応じている。