2009年8月2日に発生した日本航空のシステム障害は、3日午前10時現在も原因を調査中だ。障害が発生した国内線チェックインシステムと予約発券システム間のデータのやり取りに問題があった可能性があるとして、現在調査を進めている。

 障害が発生したのは国内線の搭乗手続きを行うチェックインシステムの「JALPAS/D3」。障害は8月2日14時26分に発生し、同日17時30分に再度システムを立ち上げて問題ないことを確認した。

 チェックイン業務に支障が出たため搭乗便に遅れが発生し、羽田-伊丹間(JAL125便)、羽田-福岡間(JAL349便)の2便が欠航した。このほか85便で15分以上出発が遅れ、1万5304人に影響が出た。