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 米Microsoftは米国時間2009年7月30日,調査会社の米comScoreと共同でオンライン広告の効果予測技術「Reach and Frequency Planner(RF Planner)」を開発すると発表した。広告のリーチ数などを事前に見積もることで,広告主のマーケティング・キャンペーン計画立案を支援するとしている。直ちにベータ版を限定リリースし,一部の広告主の協力を得て初期テストを実施する予定。

 RF Plannerは,Microsoftの広告配信データとcomScoreの保有している調査パネルの情報を組み合わせてオンライン広告の効果を推測する。広告主はリーチ数や閲覧者の属性分布といった値を予測できるため,広告キャンペーンの最適化に役立つという。comScoreはキャンペーン後,広告主に計測結果を報告して予測精度を検証できるようにする。

 広告主はユーザーを属性で分類して効果を予測することで,キャンペーンの目的により適した広告を選べる。例えば,18~35歳の女性に効率よくリーチする広告配信方法を決める際,複数の条件でインプレッション数を比較することが可能になる。

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