[画像のクリックで拡大表示]

 グーグルは2009年7月23日,同社が開設した政治情報サイト「未来を選ぼう 2009」に,開始後10日間で約3700件の質問が寄せられ,それらの質問に対しに20万件以上の投票が行われたことを明らかにした。質問と投票は7月28日まで受け付けている。

 「未来を選ぼう 2009」は政治に関する情報をわかりやすく伝えることなどを目的としたサイト。第一弾として「未来のためのQ&A」を2009年7月13日に開始した。有権者が候補者への質問を投稿し,その中で投票によって選ばれた質問に対し,候補者が動画で回答しYouTubeにアップロードすることができる仕組みになっている。

 質問は12のトピックに分類されている。質問数が多かったトピックは「景気,経済,雇用」,「税金,財政,行政,公務員」,「外交や防衛」,「子育て,教育」,「年金,福祉,医療」の5つだったという。具体的には「若年層の失業に対する政策」,「高福祉/高負担,低福祉/低負担,どちらに進むべきか」,「親の所得格差が子供の教育格差につながっている問題」,「自衛隊の海外派遣」,「官僚との適切な関係,公務員制度改革」などについての質問が寄せられている。

 今後のスケジュールは以下の通り。

7月28日(火) 質問の投稿,質問への投票を締切
7月30日(木) 5つの質問を発表。同時に候補者からの回答動画の受付を開始 
8月15日(土) 回答動画の受付を終了
8月17日(月) 選挙情報サイトを公開 

 候補者から送付された回答動画は,候補者本人からのものであることが確認出来次第,YouTubeの日本の政治チャンネルで公開する予定。

◎関連リンク
未来を選ぼう 2009