新設された配信先属性の画面
新設された配信先属性の画面
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 オーバーチュアは2009年7月16日、興味関心連動型広告「インタレストマッチ」の機能を拡充したと発表した。指定した広告のグループやキーワードごとに、配信先サイトの利用者層などの「配信先属性」や、広告が表示されやすい入札価格の目安を管理画面に表示するようにした。

 広告主は管理画面で、配信先属性(時間帯や曜日、利用者の性別や年代、地域)を確認して、広告出稿を検討できるようになった。出稿月、性別、年代、時間帯、地域をターゲティングした上での集計ができる。性別や年代はYahoo! JAPAN IDにログインしたユーザーの属性から判断する。

 インタレストマッチでは、ユーザーの行動履歴も考慮して掲載広告を決めるため、広告主はどんなページに広告が掲載され、どのような層にリーチできるかイメージしにくかった。配信先属性の表示で、掲載先をイメージしやくする狙い。

 また、広告が掲載されやすい入札価格の表示も始めた。インタレストマッチでは広告掲載本数が5本程度のページが多く、10本以上掲載されるスポンサードサーチと比べて少ない。そのため、入札価格を低めに設定すると、ほとんど表示されないこともあった。目安の価格を提示して設定できるようにすることで、そうした問題を解消する。