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 米Microsoftは米国時間2009年7月14日,同社の新検索エンジン「Bing」を使ったWeb検索の結果と,米Twitterのミニブログ・サービス「Twitter」での最新の話題を合わせて確認できるサービス「BingTweets」を発表した。

 検索を実行すると,BingでWeb検索した結果が一覧表示され,同じページの左側には,検索キーワードを含むTwitterのつぶやきが次々に現れる。

 例えば,最新映画について調べたい場合,Web検索を行って映画作品の公式ホームページや上映劇場の一覧を見つけると同時に,Twitterで一般の人々の最新の感想を読んで,映画館に出かけるかどうか決めることができる。

 またページの上部では,Twitterから話題の傾向を抽出し,関連キーワードを「Popular Now(今盛り上がっている話題)」「People(人々)」「Places(場所)」「Products(商品)」に分類してタグ・クラウドで表示する。

 BingTweetsは,Twitterおよび米Federated Media Publishingと共同で開発した。現在,多数のインターネット・ユーザーがTwitterでアイデアや考えを共有しているが,検索エンジンで的確に情報を取り出すのは難しい。BingTweetsでは,「人々が,十分な情報が揃った決断をより速く下せるよう支援する」(Microsoft)としている。

 なお,TwitterとFederated Mediaは,大手企業幹部のつぶやきをまとめた「ExecTweets」の構築でも協力している(関連記事:大手企業幹部のつぶやきを集めた「ExecTweets」サイトが開設 )。ExecTweetsはMicrosoftがスポンサとなっている。

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