レッドハットと日本IBMは2009年7月15日,Solaris搭載サーバーからLinuxサーバーへの移行を支援する「Red Hat Advanced Migration Program powered by IBM(RAMP-I)」を開始した。両社は同日,プロジェクト・チーム「RHEL移行支援オフィス」を発足させた。

 「RAMP-I」は無料の移行効果調査,システム構築コンサルティング,移行・検証・構築サービス,支払いに関する優遇措置や管理者育成を行うもの。

 レッドハットは管理者育成支援を標準価格の半額で行うとしている。またシステム構築コンサルティング・サービスは最大30%割引で提供するという。

 日本IBMはサーバーなどIBMのハードウエア製品の支払い開始を6カ月据え置くリースや,初年度の支払いを支払い総額の10%にとどめる「ステップ・ペイメント・リース」,IBM System xおよび一部のIBM Power Systemsの購入に際し48カ月間は金利をゼロにする「0%リース・プログラム」などの優遇措置を提供する。ただしこれらの支払いに関する優遇措置は,条件によっては提供できない場合もあるとしている。