米Microsoftは米国時間2009年7月14日,Windows Mobile搭載端末向けのアプリケーション販売サービス「Windows Marketplace for Mobile」のスケジュールや詳細のアップデートを発表した。当初の予定通り,日本を含む世界29カ国においてアプリケーションの登録受付を7月27日より開始する。

 Windows Marketplace for Mobileは,次期モバイル機器用OS「Windows Mobile 6.5(WM 6.5)」向けアプリケーション・ストア。WM6.5のリリース後に,29カ国でサービスを開始する。開発者は,モバイル・アプリケーションを無償提供または販売できるようになる。サービス開始に併せて開発者コンテストを予定しており,詳細は7月下旬に発表される。

 同社は,Windows Marketplaceを拡大する計画についても明らかにした。同サービスは,2009年内にWindows Mobile 6.0および6.1からも利用可能となる。そのため,開発者は3000万人以上のWindows Mobile搭載端末ユーザー向けにアプリケーションを提供可能になるとしている。

 Windows Marketplaceには,ビジネス・ユーザー向けのアプリケーションを配信するカテゴリ「Business Center」が設けられる。このカテゴリには,英Avanade UKや米Formotus,米Ilium Softwareといったパートナが参加を予定しているという。

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