企業向けに動画配信プラットフォームを提供するブライトコーブは2009年7月14日、動画配信システムを構築するためのPaaS「Brightcove 3」の日本語版の提供を開始すると発表した。

 Brightcove 3は、動画コンテンツを管理・配信するシステムの基盤部分を提供するサービスである。10種類の動画配信プラットフォームのテンプレートを用意しており、「ユーザー企業は、短期間で安価に動画配信システムを構築できる」(ブライトコーブの橋本久茂社長)。同社は、Brightcove 3のAPIとSDKを公開。ユーザー企業は自社システムとBrightcove 3との間でデータをやり取りする仕組みなどを自力で作れる。

 Brightcove 3は、ベーシック版(最低価格200万円)とプロフェッショナル版(同400万円)の2種類を用意した。本日からブライトコーブのWebサイトで1カ月間の無料トライアルを実施。来春までに国内で40社の顧客獲得を目指す。