日立製作所は2009年7月13日,WiMAXを使ったMVNO(仮想移動体通信事業者)を支援する「日立MVNO事業支援サービス」を7月14日から開始すると発表した。このサービスを利用することで,企業がWiMAXを使った通信サービスをMVNOとして提供したい場合に短期間でサービスを立ち上げられるという。

 サービスは「MVNEプラットフォーム利用サービス」と「コンタクトセンタサービス」の二つで構成している。前者は回線の登録や開通,通信利用データを集計したり,加入者情報の管理,料金計算といったサービスになる。日立のデータセンターにあるシステムを利用する,または自社システムを新たに構築する方法がある。後者は利用者からの問い合わせや申し込みを受けるコンタクトセンター業務をアウトソーシングするサービスである。価格は個別見積もりである。

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