NHKは2009年7月9日,地上デジタル放送とBSデジタル放送の普及状況(速報値)を発表した。2009年6月末時点における地上デジタル放送受信機の普及台数は約5224万台である。チューナー内蔵パソコンを含めると約5377万台となった。総務省や放送事業者などが参加する「地上デジタル推進全国会議」は2009年6月末時点で5400万台の普及を目指していたが,この目標を下回る結果となった。

 内訳を見ると,デジタルテレビ(プラズマテレビと液晶テレビ,ブラウン管テレビ)は約3344万台,外付けチューナー(チューナー内蔵録画機を含む)は約1163万台,ケーブルテレビ用STB(セットトップ・ボックス)は約717万台である。地上デジタル放送受信機の総数は前月に比べて約157万台増えた。

 一方,BSデジタル放送受信機の普及台数は約5400万台である。前月比で約149万台の増加となった。

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