総務省は2009年7月6日,総務省テレビ受信者支援センター(デジサポ)などによる共聴施設(受信障害対策共聴施設と集合住宅共聴施設,辺地共聴施設)のデジタル化促進活動をより実効あるものとするため,「共聴施設デジタル化推進会議」(スクラム2011)を開催すると発表した。2009年7月7日に第1回会合を開催する。

 デジタル化推進会議は,総務省や放送事業者,マンション管理会社の業界団体などの関係者がデジタル化の現状・目標と進ちょく状況を共有することを目的とする。またそれぞれの立場または相互連携により実施する事項について情報交換や共有を行い,必要に応じて対応方策の提言を行う。開催頻度は1カ月に1回程度である。

 検討事項としては,「『共聴施設デジタル化緊急対策』(仮称)の策定」,「デジタル化の進ちょく状況の把握」,「参加メンバーにおける共聴施設デジタル化のための取り組みの共有」などを掲げる。日本民間放送連盟や日本ケーブルテレビ連盟(CATV連盟),電子情報技術産業協会(JEITA),日本賃貸住宅管理協会などが構成員として参加する。

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