デジタルサイネージ端末の販売を手がけるサイバーステーションは,2009年7月6日にデジタルサイネージ向けのコンテンツ提供サービス「コンテンツバンク」を開始した。同社のデジタルサイネージ端末「デジサイン」のユーザーは,好みのコンテンツを選択し,自社の広告コンテンツと組み合わせて画面を構成し,デジタルサイネージ端末に表示できる。コンテンツはサイバーステーションが運用するサーバーからネットワーク経由でデジタルサイネージ端末に配信する仕組みである。

 提供するコンテンツは,時事通信社が提供するニュースや日本気象協会が提供する気象情報である。今後は料理レシピや映画情報,商品やサービスの人気ランキング情報を追加していく予定である。サイバーステーション 代表取締役社長の福永泰男氏は,「デジタルサイネージを利用する企業は,広告だけでなくエンタテインメント・コンテンツも織り交ぜることを意識している。ただしこうしたコンテンツの調達や配信作業に手間がかかっている。その手間を省けるのではないかと考えている」と語る。

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