イーシー・ワンは2009年7月1日,RubyやJavaなどオープンソース・ソフトウエア(OSS)による開発を行う企業向けサポートサービス「ナレッジセンターレスキューサービス」を開始したと発表した。基本料金などが不要な「トライアルプラン」では,1インシデント3万円でバグやシステム設計時の悩みなどに回答する。
イーシー・ワンではRubyやJavaによるシステム開発を手がけており,開発部隊を支援する社内専門部隊「ナレッジセンター」を設置している。「ナレッジセンターレスキューサービス」は,同センターに蓄積された知識をベースに提供する。原因が分からないバグやシステム設計時の悩み,ベンダーへの発注の方法や技術研修資料についての相談などに対応する。
基本料金などが不要な「トライアルプラン」では,1インシデント3万円で問い合わせに回答。月額基本料金10万円の「ベーシックプラン」は2インシデントまで無料で,以降1インシデントごとに1万円。「プレミアムプラン」は月額基本料金15万円で4インシデントまで無料。以降1インシデントごとに5000円となる。客先に出向く場合は1時間あたり2万円のオンサイト料金および交通費・宿泊費が必要となる。
対象となるソフトウエアは以下の通り。
OS: CentOS, RedHat Enterprise Linux データベース: MySQL, PostgreSQL, Oracle, DB2, Cache, ObjectStore: ウェブサーバー: Apache, Squid アプリケーションサーバー:Tomcat, JBoss, WebLogic, WebSphere, Glassfish, mongrel Ruby, フレームワーク: Ruby, Ruby on Rails, JRuby Java, フレームワーク: Java, Struts, Spring, Hibernate, iBATIS, Seasar2 アプリケーション: JasperReports プロジェクト管理: Subversion, Trac, Visual SourceSafe その他ツール: Eclipse, NetBeans, Ant, Maven
イーシー・ワンでは2009年度に30社への導入を目指している。
「『プレミアムプラン』は月額基本料金15万円で4インシデントまで無料。以降1インシデントごとに50000円としていましたが,「『プレミアムプラン』は月額基本料金15万円で4インシデントまで無料。以降1インシデントごとに5000円」です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2009/07/06 19:25]