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 日経BPコンサルティングは6月30日、企業Webサイトに関するインターネットユーザー評価調査結果を「Webブランド調査2009-III」(2009年4月実施)として発表した。「サイトブランド指数」の上位3サイトは、1位「Yahoo! JAPAN」(指数131.3)、2位「楽天市場」(同116.6)、3位「Google」(同113.1)で2009年1―2月の前回調査と変わらなかった。

 4位も前回と同じく「Amazon.co.jp」(指数100.4)。5位は、「価格.com」が過去最高のサイトブランド指数99.2を獲得して前回の6位から上昇した。「Yahoo!オークション」は前回の7位から6位に上がった。前回5位だった「Googleマップ」は7位に転落。「価格.com」と「Yahoo!オークション」に対する評価が高まっており、4位の「Amazon.co.jp」を追い上げ中とみている。

 前回の調査に比べサイトブランド指数が最も上昇したWebサイトは、「ニトリ」で6.7ポイント増。順位は今回が43位、前回が99位だった。断続的に商品の値下げを行ったほか、Webサイトデザインのリニューアル、コミュニティサイトとアウトレット販売サイトのオープンなど、新生活シーズンに向けての積極的なWeb展開が奏効したと分析する。

 そのほかにサイトブランド指数が5ポイント以上高くなったWebサイトは、「ミツカングループ」や「S&Bヱスビー食品」など。不況による自炊ブームの影響で、レシピを紹介するWebサイトが好調だったという。

 調査はインターネットユーザーを対象にアンケートを実施した。有効回答数は4万9109人。

■関連情報
・日経BPコンサルティングのWebサイト http://consult.nikkeibp.co.jp/