ビデオリサーチインタラクティブは6月29日、携帯電話ユーザーのインターネット利用状況を分析できるASP型サービス「Mobile Media Measurement(β)[M3]」を開始したと発表した。iモードユーザーのアクセス履歴データをベースに各種分析を行い、競合Webサイトとの比較や訪問者プロフィールの把握などに活用できるという。

 「リーチ」「頻度」といったデータの取得が可能で、データ集計期間の設定や曜日別/時間別の集計も行える。iモードユーザーの基本属性に加え、アンケートで得たプロフィール情報と組み合わせる集計も実行可能。データの更新頻度は1カ月に1回。

 調査対象者は、「ドコモプレミアクラブ」会員から抽出したiモードユーザー(16―49歳)のうち「iモードアクセス履歴検索サービス」に登録した人。2009年6月時点の調査標本数は約400サンプル。同社は2010年1月より4000サンプルに増やす予定。同サービスの機能拡張も計画している。

■関連情報
・ビデオリサーチインタラクティブのWebサイト http://www.videoi.co.jp/