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新日鉄ソリューションズ、プライベートクラウドの検証サービスを開始

2009/06/24
森山 徹=日経コンピュータ

 新日鉄ソリューションズは2009年6月24日、クラウドコンピューティングの検証センターを7月1日に開設すると発表した。「NS Cloud Competence Center」を同社のシステム研究センター(横浜みなとみらい)内に設置。顧客のシステムをクラウド化する「プライベートクラウド」の評価・検証を顧客と共同で行う。利用可能なサーバーは現時点でIBMやデル製など218ノード、806コア。これらをHPや日立製作所などのストレージと組み合わせて、オープンな検証環境を提供することが特徴である。

 活動内容の柱は、クラウド環境における既存システムの動作検証と、クラウド関連のデモンストレーションの二つ。検証対象は、ハードウエアやOSなどに加え、フレームワークといったアプリケーション基盤にも踏み込む。「コンピュータ資源の利用量に応じてどう費用分担するか」といった課金管理や、購買管理などの業務管理も視野に入れる。既存システムのプライベートクラウドへの移行、および社外にあるパブリッククラウドとの連携を支援することが目的だ。

 デモを通じて、顧客にクラウドのメリットを体感してもらう。技術本部 システム研究開発センターの北沢聖 システム基盤技術研究部長は「顧客の関心が高い、クラウド環境でのアプリケーション開発手法と運用自動化の二つがデモの候補」と話す。アプリケーションは、同社のSOA向け開発手法「NSFLEASY」を連携したデモを想定する。運用自動化については、同社のクラウド向けサービス「absonne」を活用する予定だ。そのほか、オープンソースの分散ファイルシステム「Hadoop」を使ったアプリケーションも検討中である。

 共同検証は新日鉄ソリューションズが機材を提供し、1カ月程度であれば無償である。共同検証の参加者はこれから募るが、今年度の予定は最大10社。既に、大手インターネット事業者とクラウド上のデータウエアハウスについて検証を進める計画がある。

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