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Kodak,1935年発売のカラー・フィルム「KODACHROME」を2009年で提供停止

2009/06/23
ITpro

 米Eastman Kodakは米国時間2009年6月22日,カラー・リバーサル(スライド)フィルム「KODACHROME Film」の提供を2009年で打ち切ると発表した。販売ペースが現在のまま変わらなければ,2009年の初秋までは入手可能と見込まれる。

 KODACHROMEは1935年に発売した銀塩写真用カラー・リバーサル・フィルム。同社は世界で初めて商業的に成功したカラー・フィルムとしている。現在,同社の売上高は約7割を商用/消費者向けデジタル事業が占めており,KODACHROMEによる売上高は写真用フィルム全体の1%にも満たないという。KODACHROMEの提供はやめるが,ほかの写真/映画用フィルムは今後も販売していく。

 カンザス州パーソンズにある世界で唯一KODACHROMEを処理できる現像所,米Dwayne's Photoは,2010年中はKODACHROMEの現像サービスを続けるとしている。

 同社はWebサイトでKODACHROMEを愛用した写真家やKODACHROMEで撮影された写真を紹介している。また74年にわたるKODACHROMEの歴史を記念し,最後の製品をニューヨーク州ロチェスターにある写真関連博物館「George Eastman House International Museum of Photography and Film」に寄贈する。

[発表資料へ]

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