「CrowdEye」の画面例
「CrowdEye」の画面例
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 ミニブログ・サービス「Twitter」で何が話題になっているかが分かる検索エンジン「CrowdEye」が,米国時間2009年6月18日にベータ・サービスを開始した。通常の検索エンジンと異なり,Web上の活気ある会話を追うことができる「リアルタイムのソーシャル検索エンジン」とうたっている。

 CrowdEye共同設立者のKen Moss氏は,過去に米Microsoftで5年にわたって検索事業の技術チームを率いていた。Microsoftは6月1日より,新検索サービス「Bing」を公開している(関連記事:米MSの新検索サービス「Bing」が前倒しでオープン)。

 CrowdEyeの検索結果では,Twitter上のつぶやき(tweet)とリンクを一覧表示するほか,人気のある報道記事などへのリンク,関連用語のタグ・クラウドも掲載する。また,1時間前や6時間前,あるいは1日前など,過去のある時点のリンクを表示することも可能で,時間の経過とともにどのような会話が展開されたか把握できる。

 米メディアの報道(CNET News)によると,CrowdEyeのほかに,「Topsy」や「OneRiot」などがTwitterをベースにした検索サービスを展開している。

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