携帯電話向け広告ネットワークを展開する米AdMobが米国時間2009年6月16日に発表した調査結果によると,米Appleの携帯電話「iPhone」と携帯型メディア・プレーヤ「iPod touch」の米国ユーザーの属性はほぼ似ているが,年齢や年収において異なる特徴を示している。iPhoneユーザーの方が比較的年齢が高く,その分年収も多くなる。

 iPhoneユーザーの74%が25歳以上だったのに対し,iPod touchユーザーでは31%だった。35~49歳のユーザーが占める割合は,iPhoneでは31%,iPod touchでは12%のみだった。

 年間の世帯収入をみると,iPhoneユーザーの78%が2万5000ドル以上の年収を得ている。iPod touchユーザーでは,その割合は66%になる。

 類似している特徴は,iPhoneユーザーとiPod touchユーザーはともに,半数が印刷媒体よりもオンラインでニュースを読む傾向にある。また40%以上がパソコンよりもモバイルでインターネットにアクセスすることが多く,いずれも男性ユーザーが70%以上を占めている。

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