2008年の島根県Ruby合宿の模様
2008年の島根県Ruby合宿の模様
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 島根県は2009年6月15日,「Ruby合宿」を2009年8月に開催すると発表した。学生を対象に合宿形式でRubyの実習や,まつもとゆきひろ氏をはじめとするRuby開発者や地元IT企業との交流を行う。2年目となる今年は回数を2回に増やし,県外の学生も対象とする。

 島根県はプログラミング言語Rubyの開発者が松江市に在住していることから,国際会議RubyWorld Conference2009年9月に開催するなど,による地域の産業振興を進めている。

 Ruby合宿を開催することにより,学生にRubyを知ってもらい,島根県にも就職先となるIT企業があることをアピールすることを狙う。

 第1回の2008年は県内の学生および島根県出身で県外で学んでいる学生を対象に20名を募集。実際にRuby on Railsでブログ・アプリケーションを開発した。まつもとゆきひろ氏や笹田耕一氏といったRubyのコア開発者と交流。ネットワーク応用通信研究所など島根県内のIT企業を訪問した(2008年のRuby合宿の模様)。

 今年は2回に分け,それぞれ25名を募集する。また県外出身で,県外の教育機関で学んでいる学生も対象とする。開催期間は8月8日から12日と,8月29日から9月2日のそれぞれ5日間。費用は宿泊費や食費,教材費,保険料を含め7500円。詳細は島根県のページに掲載している。