民放キー局系のBSデジタル放送事業者5社は2009年6月15日，2009年4月（調査期間は2009年4月20日～4月26日）の「BSパワー調査」（BSデジタル放送の接触率調査）の結果を発表した。

　この1週間のゴールデンタイム（午後7～10時）における5社合計の接触率は平均で14.5％となった。前回調査（2009年2月に実施）の実績に比べ5.2ポイント増加した。プライムタイム（午後7～11時）の接触率は合計12.7％（前回比3.7ポイント増）,午後7時から翌日午前零時の接触率は合計10.8%（同3.1ポイント増），午前6時から翌日午前零時は合計5.5％（同1.2ポイント増）だった。「BSデジタル放送の普及が順調に進んでいることに加えて，野球中継が始まったことが接触率を押し上げた」（BS日本）という。

　週平均で最も接触率が高かったのは，前回調査と同様に午後8時台だった。同時間帯の接触率は合計で16.9％だった。