UQコミュニケーションズは,2009年6月12日まで幕張メッセで開催されている「Interop Tokyo 2009」において,7月1日から本格展開するデータ通信サービス「UQ WiMAX」の基地局装置を展示している。
同社によると,7月1日のサービス開始時点で使用される屋外基地局はサムスン電子の「LS1P」(写真1中央)のみ。5月11日に基地局ベンダーに認定された(関連記事)NECの「PasoWings BS 202」(写真1左)は,サービス開始後に順次導入していく予定だという。また,マルチベンダー化に向けて選定を検討中の日立製作所製「ER3000 Mobile WiMAX System」(写真1右)も参考出展している。
さらに,ブース内のパソコン・コーナーでは,6月8日にメーカー各社が発表(関連記事)したWiMAX通信モジュールを内蔵したノートPCを展示している(写真2,3)。展示会場内に設置された基地局を使って,実際に通信を体験できる。
本文および写真1の説明文で、NECの屋外基地局を「PacoWing BS 202」としていましたが,正しくは「PasoWings BS 202」です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2009/06/12 11:15]