米Mozilla Foundationは米国時間2009年6月8日,Webブラウザ「Firefox 3.5」の開発者向けプレビュー版をリリースした。安定性に関するバグの修正,JavaScriptエンジンの調整,Oggベースの動画とオーディオの標準サポート改善などを行った。

 同社はプレビュー版について,リリース候補版(RC:Release Candidate)ではないものの,通常利用には支障がないレベルの安定性を確保したとしている。

 Firefox 3.5のベータ4のユーザーは,24時間以内にアップデート通知が出る。直ちにアップデートを行いたい場合は,「Help」メニューの「Check for Updates(ソフトウエアの更新を確認)」から手動で確認することも可能。ただしFirefox 3.5ベータを導入していないユーザーには,1~2週間以内にリリース予定のRC版まで待つよう勧めている。

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