写真●総務大臣賞を受賞した後藤ゆうひさん
写真●総務大臣賞を受賞した後藤ゆうひさん
[画像のクリックで拡大表示]

 情報通信における安心安全推進協議会は2009年6月8日,「情報通信の安心安全な利用のための標語」受賞作品を発表。秋田県横手市立増田小学校5年生の後藤ゆうひさん(写真)の作品『フィルターは 優しいうるさい お母さん』が総務大臣賞を受賞した。

 「情報通信の安心安全な利用のための標語」は,インターネットを安全に利用するためのルールやマナー,情報セキュリティの意識を啓発することを目的に,同協議会が募集したもの。2度目の募集となる今回は,ハガキや電子メール,ホームページで合計6184点(前回は3250点)の応募があったという。

 総務大臣賞を受賞した後藤さんの作品『フィルターは 優しいうるさい お母さん』は,「中学1年生のお姉さんが使うパソコンに,お父さんがフィルターを設定したのを見て,思いついた」(後藤さん)という。石崎岳総務副大臣は,「この標語には,情報セキュリティは難しい問題だが,セキュリティが施された情報は国民に優しいという,インターネットの光と影がすべて込められている」と述べた。後藤さんには,石崎総務副大臣から賞状と記念品が贈られた。