UQコミュニケーションズは6月8日,7月1日から商用サービスを開始する「UQ WiMAX」の発表記者会見を開催した。記者会見はUQコミュニケーションズ 代表取締役社長の田中孝司氏やインテル 代表取締役社長の吉田和正氏らが出席した。質疑応答の主な内容は以下の通りである。

――UQ WiMAXの通信モジュールがパソコンに内蔵されると,パソコンの価格はどのぐらい高くなるのか。
 当然高くはなるが,UQ WiMAXは3Gネットワークを使うサービスよりも通信モジュールなどが圧倒的に安い。パソコンに内蔵するメーカーにもよると思うが,価値に対して適切な値がつくだろう。1カ月待ってもらえば価格は分かる。

――ライバルのイー・モバイルが通信モジュールと通信料金を組み合わせたキャンペーンを実施しているが,こういったキャンペーンは検討しているか。
 検討していない。UQコミュニケーションズがパソコンに通信料金込みで組み込んで,料金体系を作ることは考えていない。UQコミュニケーションズのMVNO(仮想移動体通信事業者)が提供することはあると思う。

――7月からサービスを開始する決断をした理由は。
 MVNOやデバイス・メーカーの体制が整ったことが大きい。エリアの整備は進んでいるが,関西地区では遅れが目立っている。この点は着実に基地局を建ててカバーしたい。

――加入者の目標数はあるか。
 現在のお試し期間における加入者は8000名。これを今年度末には数十万人にしたい。

[発表資料1(インテルとの協力強化)へ]
[発表資料2(有料サービス開始)へ]
[発表資料3(WiMAX統合ポータル機能)へ]
[発表資料4(お試し利用)へ]
[発表資料5(各種サービス)へ]
[発表資料6(Wi‐Fiゲートウェイセット)へ]