KDDIは2009年6月4日、データセンター(DC)サービス「TELEHOUSE」の拡充を発表した。7月1日に東京・飯田橋に850ラック規模の新たな拠点を開設する。同社が運営する都内DCは9拠点目となる。

 加えて、従来拠点である東京・目白坂にあるDC(150ラック規模)において、サービスを拡充する。ITインフラの保守運用をKDDIが一任できるマネージドサービスを6月8日から開始する。従来はサーバーの設置場所のみを貸すサービスに限られていた。

 KDDI広報は「ここ最近、需要の高まりで都心部のDCが供給不足になりつつあった。また、保守運用をワンストップで提供するサービスへのニーズも高まっていた」と今回のサービス拡充を説明する。