スウェーデンのEricssonとソニーの合弁企業であるSony Ericssonは米国時間2009年6月3日,同社のコンテンツ配信サービス「PlayNow arena」でアプリケーションの取り扱いを開始すると発表した。携帯アプリ配信サイト「GetJar」を運営するGetJar Networksと提携してサービスを提供する。

 PlayNow arenaは,Sony Ericssonが世界13カ国で提供するコンテンツ配信サービス。同社の携帯電話38機種に対応している。音楽,着信音,ゲーム,壁紙などのコンテンツを扱い,2009年5月28日には映画の提供開始も発表した。今回の提携で,GetJarが扱う携帯アプリを同サービスから直接入手できるようになる。サービス提供地域および対応機種は今後拡大していく予定。

 またSony Ericssonは,開発者から携帯アプリの登録を受け付けるサイトを2009年7月1日に開設することを発表した。PlayNow arenaに加えて,同社が世界69カ国で展開する従来のコンテンツ配信サービス「Fun & Downloads」向けの登録も可能。当初はJava MEおよびSymbian OS用のアプリにのみ対応するが,2009年中にほかのプラットフォームにも拡大する。GetJarの発表によると,アプリのアップロードにもGetJarのインフラを利用するという。

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