日本CAは2009年5月25日、システム環境を把握して運用・保守を支援するソフトウエア製品群「CA Service Management」の新版を発表した。システムの構成製品(サーバやアプリケーションなど)の関係性や変更を可視化できる「CA CMDB」を初めて日本語化した。

 製品群は「CA CMDB」や「CA Service Desk Manager」など6製品で構成する。今回、ユーザーの課題に合わせて個別に提供していた約18の製品や技術を6製品に統合・簡略化した。

 インシデントの受付・記録やインシデント回避策を文書化し、公開する機能などを持つ「CA Service Desk Manager」は最新版r12.1にバージョンアップする。バージョンアップにより、レポーティングと分析・意思決定を支援するCA Business Intelligenceを追加した。「CA CMDB」と「CA Service Desk Manager」を除く4製品も、最新版のr12に更新した。

 価格は「CA Service Desk Manager」(CMDBを含む)で25ユーザー当たり1680万円。出荷開始は「CA CMDB」が2009年5月25日。その他の製品は2009年6月下旬を予定する。