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 電子マネー「Edy」の運営会社ビットワレットとデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)、バリューコマースの3社は5月25日、Edyと交換可能なポイントで実店舗への集客を促進するサービス「成果報酬型店舗送客プログラム」を発表した。Edy対応「おサイフケータイ」とポイントを活用し、来店や購入につながる強い動機付けを行うとしている。

 Edy用ポイントサイト「Edyパラダイス」の会員にメールやバナー広告などで広告主のWebサイトを紹介し、店舗などへの訪問を促す。リアル店舗型アフィリエイトサービスの一種で、広告主は来店や購入などの成果に応じて広告料を支払うため費用対効果が高いという。来店者はEdy対応携帯電話(おサイフケータイ)を店舗内のリーダー/ライターにかざしてポイントを得る。来店記録やポイント付与などの作業をおサイフケータイで処理できるため、店頭での手間が少なくなり、コスト削減も期待できるという。

 同サービスを利用した集客は、HOYAのコンタクトレンズ専門店「アイシティ」が首都圏主要店舗で6月1日より実施する。

 Edyパラダイスは、ショッピングや資料請求、会員登録などで集めたポイントをEdyに交換できるサービスサイト。5月25日時点の会員数は約15万人(関連記事)。Edy対応おサイフケータイは5月1日時点で930万台あるという。

■関連情報
・デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムのWebサイト http://www.dac.co.jp/
・ビットワレットのWebサイト http://www.edy.jp/
・バリューコマースのWebサイト http://www.valuecommerce.ne.jp/