米Microsoftは米国時間2009年5月20日,統合オフィス・ソフト「Microsoft Office 2000」向けアップデート・サービス「Office Update」を7月末で閉鎖すると発表した。同製品のサポートは7月14日で終了する。

 サポート終了までに公開したOffice 2000用パッチは,同社のダウンロード・サイト「Download Center」からアクセスできるようにする。

 同社は,従来のOffice Updateと同様の機能は,アップデート配信サービス「Microsoft Update」で利用できるとして,Microsoft Updateへの移行を勧めてきた。アップデート手段を一本化することで,各種Microsoft製品のユーザーに,よりシンプルで一貫した体験を提供できると説明している。

 また,必要なアップデートを検出するツール「Office Inventory Tool」の配布も7月を最後に停止する。同月のOffice Inventory Toolは,Download Centerに残す。このツールを利用している企業IT担当者に対しては,アップデート管理サービス「Windows Server Update Services(WSUS)」へ切り替えるよう勧告している。

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