米Dellは米国時間2009年5月18日,10.1インチの低価格小型ノート・パソコン(ネットブック)「Latitude 2100」を発表した。学校の生徒,教師,管理者のニーズを反映した製品で,価格は369ドルから。学校向けとして初めて,タッチスクリーン搭載モデルをオプションで用意する。

 Dellは,すべての子供がデジタル世代に必要なスキルとツールを取得する機会を持つべきだと考えている。Latitude 2100は,K-12(幼稚園~高校)で要望の高い特有の機能を取り入れた。耐久性を考慮し,きょう体にゴム素材を利用した。上部の「Network Activity Light」の点灯によって,教師が無線接続を監視できる。

 OSはWindows XP Home,同Vista Home Basic,あるいはUbuntu。米Intel製「Atom N270」プロセサを搭載する。最大250Gバイトのハードディスク装置または最大16Gバイトの半導体ディスク(SSD)から選べる。10/100/1000 GビットEthernetと各種無線接続機能を装備する。

 重量は1.32kg以上。カラーは,レッド,ブルー,イエロー,グリーン,ブラックの5色展開。オプションで,抗菌キーボード(米国のみ)やウェブカムを搭載することが可能。

 学校のほか,公共機関や企業において,従業員のトレーニングや受注手配用など,2台目のマシンとしての導入も想定する。

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