ユーザックシステムは2009年5月19日、ブラウザでの操作を自動化するソフトの新版を発表した。新たにマイクロソフトのブラウザ最新版「Internet Explorer 8.0」に対応したほか、Webサイトのレスポンス時間などを監視する機能を追加した。

 「Autoブラウザ名人」の名称で同日から販売を開始する。あらかじめ登録したスクリプトに沿って、ボタンをクリックしたり、値を入力する。取引先のWebEDIサイトからの受注データのダウンロードしたり、データ入力といった業務を自動化する。自動車部品メーカーや食品メーカーなどが利用しており、現在までに約200本を出荷しているという。

 新機能のWebサイトのレスポンス監視は、実際に利用者が感じるのと同じレスポンスを調べることができる。自社サービスの改善などに役立つという。

 価格は10スクリプトまで実行可能なStandard版が14万8000円、実行スクリプトが無制限のStandard版がが19万8000円、スクリプトを自ら開発できるEnterprise版が80万円。対応OSはWindows XP Professional SP3、Windows Vista Business SP1、Windows Server 2008など。新版は初年度100本を目標に拡販する。