青山学院大学は2009年5月14日,社会情報学部に在学する学生全員に「iPhone 3G」を配布すると発表した。台数は約550台で,5月19日までに学生に配布する。配布の目的は,ユビキタス社会を担える人材育成の一環だという。

 iPhone 3Gの用途としては,大学のメールシステムやグループウエアと連携させ,授業の資料や教材の配布,出席管理,ミニテスト,授業収録放送を考えている。また,授業内でも学習理解に役立つアプリケーションを提供する。iPhone 3Gで稼働するアプリケーションを学生に企画・開発してもらうことも考えているという。

 配布する機種はiPhone 3G 8Gバイトで,ホワイトプランで契約している。基本料金やデータ通信費用は青山学院大学が負担し,他キャリアとの通話料金や携帯電話を使ったサービスの利用料金などは学生が負担する。